パナソニック除湿機がリコール対象に。代替機F-YHVX120の使い勝手は?

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2023年4月、パナソニックから大規模な衣類乾燥除湿機のリコールが発表されました。

製品内部の除湿ローター付近から発火するおそれがあるそうです。

我が家で毎日活躍してくれていた除湿機もリコール対象品でした。

手続きは面倒なのかな…と思いましたが、部屋干しの我が家では除湿機は必需品。

今後発火されても困るので、早速交換を申し込みました。

目次

我が家の除湿機の場合

我が家で今まで使用していた除湿機は、ハイブリッド方式のF-YC120HPX(2017年製)です。

パナソニックの公式ホームページに各品番ごとの補償内容一覧表が掲載されています。

以下にリンクを貼っておきますので、お手持ちのパナソニックの除湿機の型番を照らし合わせてみてください。https://panasonic.co.jp/hvac/pes/info/important/23040001.html

我が家の場合は製造打ち切り後8年以内の製品に該当し、無料で同等の代替品と交換してくれるということでした。

早速、お問い合わせフォームに必要事項を入力して登録完了。

代替品到着と返送

しばらくするとPanasonicから代わりの新しい除湿機が送られてきました。

除湿機は重いので、配送業者さんが家まで運んでくれて助かりました。感謝です。

代替品の外側に返送用の段ボールや資材が巻かれているので、説明書通りに除湿機の水を捨ててから梱包して返送します。

返送伝票はヤマト運輸のものでした。

梱包作業は難しくはありませんでしたが、自分で梱包したリコール対象機をヤマトの営業所まで自分で持ち込まなければいけないのが私は負担に感じました。

返送作業はできない・分からない人は無理せずお問い合わせを

除湿機は10㎏以上もあり、どうしても持ち上げ作業が必要になります。

また、難しくはないものの梱包方法が指定されているので、ご家族のお手伝いが得られる方は一緒にされることをおすめします。

一人での梱包が困難・不安な方のために、パナソニック側が梱包・返送を手配してくれる専用ダイヤルの記載がありました。

足腰に不安のある方や説明書を読んでもやり方が分からない方等は、一人で頑張らずにお願いしてしまいましょう。

代替品は最新のF-YHVX120

代替品として届いたのは2022年製の同じくハイブリッド方式のF-YHVX120。

なんと、約8万円のお品でした。

【総評】新しい製品の方が性能がよい

F-YHVX120F-YC120HPX
★★★★☆乾燥スピード★★★☆☆
★★★★★生乾き臭予防★★★☆☆
★★★★☆見た目★★★☆☆
★★★☆☆サイズ★★★☆☆
★★★☆☆機能★★★☆☆
★★☆☆☆お手入れ★★☆☆☆
※あくまで私の主観です

我が家は洗濯物が多めですが、明らかに乾きやすくなっています!

また、パナソニックの公式ホームページを見るまで気がつきませんでしたが、たしかに生乾き臭は以前よりも感じません!

最新の除湿機に交換してもらえて、とても嬉しいポイントです!

F-YHVX120とF-YC120HPXの比較

では、5年前と同規格のハイブリッド型製品と細かい部分を比較していきます。

ルーバーの改良

上部の風向を変える羽(ルーバー)が1枚→2枚になり、2枚の羽根が交互にパタパタと動くため、風の動きにバリエーションがでていました。

2枚のルーバーのおかげで乾きムラが軽減するらしいです。

ナノイーからナノイーXへ

ナノイーXを搭載したことで生乾き臭・原因菌の抑制力が向上し部屋干し臭が発生しにくくなったそうです。

今後、洗濯物が乾きにくい梅雨や冬のシーズンに注目していきたいと思います。

【7/15追記】

しばらく梅雨モードで使用してみました。

洗濯物の量によって乾きにくさは異なるものの、前機種よりも格段に乾きやすくなりました!

機能

衣類乾燥に「冬」「梅雨」モードが追加され、「おまかせ」ではなく「標準」との表示になっていました。

また、除湿の「おまかせ」「中」がなくなり「自動」に変更していました。

そして、衣類ケアは「ケア」との表示に、長押しで「ケアキープ」の機能が追加されています。

さらに、押しボタンの形状が変わり、色は真っ白でつやがあり可愛らしいデザインとなりました。

ただ、大幅な変更点は無いように思います。

サイズ

ほぼ一緒です。

裏側のフィルターの仕様も全く変わりありません。

水受けタンク

残念ながら全く同じでした。

右上と右中が使い続けて汚れが取れにくい部分です

溝が多くてお手入れしがにくいので、最も改良されていてほしかったのですが、残念です。

ちなみに…

実家でもパナソニックの除湿機を使用していたので、早速型番を調べるよう連絡しました。

リコールが発表されていること自体知らなかったようです…。

古い機種なのでリコール対象外かと内心思っていましたが、なんと15000円の返金対象の機種でした。

ちなみに実家ではこれを機に〇イリスオーヤマの除湿機に新しく買い換える、と言っていました。

パナソニックさん、ごめんなさい。

まとめ

今回、我が家の除湿機がリコール対象となり製品交換対応をしてもらいました。

5年間でマイナーチェンジを繰り返しているようで、見た目には大きな変化はありませんでした。

しかし、ナノイーXが搭載され、臭い予防という質的な部分での変化が1番大きいと感じました。

また、風向きのバリエーションが増えたことで洗濯物全体に風が行き届きやすくなり、乾燥が早くなった実感があります。

製造年が新しいものが届き、高価な除湿機の買い替えの時期を伸ばせたのも純粋に嬉しかったです。

発火のおそれがあるので、面倒ですが使いづけるという選択はしないでくださいね。

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なこ
のんびり屋の30代のワーママです。
4歳娘・1歳息子と夫の4人暮らし。
息子は急性脳症を発症。身体に障害が残りました。
田舎でも、子どもがリハビリを受けられる場を増やしたい!という野望を抱いています。
バタバタと楽しい毎日の中で感じたことを記事にしています。
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