1歳と4歳の子供を持つ30代のママです。
1歳の子どもが病気になり、一時的に経鼻栄養が必要となりました。
収納方法を考える間もなく退院、突然始まる在宅生活に不安に感じていました。
小さい子がいるとただでさえ散らかりやすい中、必要な物品がいくつもある経管栄養。
市販のものを活用して、使いやすくまとめることができましたのでご紹介します。
私と同じく障害を持った家族を抱える方のお力になれたら嬉しいです。
経管栄養に必要な物
イルリガートル、チューブ、シリンジ、固定用テープ、はくり剤、聴診器など一通り必要となります。
細々したものがたくさんあり、どうやってまとめようか悩みました。
経管栄養コーナー作り
我が家ではこのように経管用品をまとめました。
用意するのはキャスター付きの棚と収納ボックスです。
ニトリと無印良品がフィット
棚はニトリのキャスター付きのもの、そしてケースは無印良品のやわらかポリエチレンケースです。
キャスター付きの棚で移動もラクラク。
似たようなラックはたくさんありますが、ニトリのラックはくすみカラーのバリエーションが豊富で、お部屋に合わせて色が選べるのが良いところです。
無印のケースは、ニトリのラックに2つ並べて置けるハーフ・中を使用しています。
ケースも持ち手があるので持ち運んだあとも散乱を防げます。
ケースにただ入れているだけなので、上から見やすく取り出しやすいです。
色も真っ白ではないので悪目立ちせず、すっきりと見せることができてとても良かったです。
全体像
ラック全体の様子です。
下の子が動けるようになってきたので、経管セットは上段の子どもの手が届かないところが定位置です。
子どもに無印のケースを1つ奪われてしまったので、今は同じ様なサイズの箱を入れています。
真ん中のラックでつかまり立ちをするようになったので、遊びながらつかまり立ちを鍛えてもらうために2段目は積み木コーナー。
一番下は上の子の洋服入れです。自分で洋服を探してくれます。
この洋服入れも無印のものです。3coinsにも似たような布のケースがありました。
また、キャスターを付けていてつかまり立ちをすると棚が倒れやすいので、荷物の詰まったお出かけ用バッグを引っかけて重さを出しています。
というのは後付けの理由で、引っかけるのにちょうどいいからバッグを引っかけていたら運よく棚が倒れずに済んでいます
【番外編】経管栄養に不向きの?粉ミルク
入院当初の経管栄養では、家で使用していた海外製のミルクを持参していました。
小さな子どもにこそ、遺伝子組み換え作物や放射能などの検査がしっかり行き届いたものを口にさせたいと気にかけていました。
しかし、経管中に流れが止まってしまうことがしばしば。
何度もナースコールを押して看護師さんに助けを求めていました。
いろいろな看護師さんから、普通のミルクよりも少しトロっとしている、と言われました。
その後、日本のミルクを使用したら経管が止まることは一度もありませんでした。
看護師さんから「このミルク初めて見た!」「ステーションに来た薬剤師さんが、ちゃんとしたオーガニックのマークがついていてすごいって感動してたよ!」などお声掛けいただき、緊張していた病院生活での会話のきっかけになったのは良い思い出です。
まとめ
経管栄養グッズの収納コーナーをご紹介しました。
我が家では今は経管栄養を卒業していますが、卒業後も子どもの成長と共に使い道があり、無駄な買い物にならずに済んでいます。
以上、ご参考になりましたら幸いです。