3歳の子どもの口のまわりの赤いプツプツがなかなか治まりません。
本人は痛くも痒くもないそうなのですが、顔なので親としては早くきれいに治ってほしい。
かれこれ1年以上皮膚科に通院してロコイドをもらっています。塗った後は落ち着きますが、塗るのをやめると再発。
ロコイドの副作用の乾燥もしてきたので最近保湿剤も追加になりました。
生活の中で原因になりそうなものはないか考え、これかも?というもの探りました。
※素人です。あくまでもご参考程度にご覧ください。
毎日使っていた手口拭きが原因かも
口の周りに毎日使っていた物を考えました。
思い当たったのは口拭き。
離乳食のころからどこにでも売っているノンアルコール除菌シートで拭いていたのでそれかな、と。
「お子様の手口周りの汚れに」と書いてあったので何の違和感もなく3年間使い続けていました。
「除菌しすぎるのも良くない」と聞いたこともあるので、さっそく除菌と書いていない、水99.9%の手口拭きに変更しました。
しかし治らない
別の手口拭きを使っても、口の周りの荒れは変わりなし。
さらに調べました。
手口拭きについてではありませんが、おしりふきやウエットシートに関して参考になりそうな情報がありました。
化学から化粧品をレビューされているかずのすけさんや、化粧品研究者のすみしょうさんがYouTube等で発信されていました。
水99.9%やノンアルコールタイプなら肌に優しいのか、防腐剤は悪か、というもの。
以下、引用です。
「アルコールタイプの『エタノール』が除菌効果を発揮する一方で、ノンアルコールタイプは『ベンザルコニウムクロリド』『セチルピリジニウムクロリド』などの殺菌作用を持つ成分が使用されることが多々あります。しかしこれらの成分はエタノールなどと比較すると毒性や皮膚刺激が強く、配合上限濃度(化粧品に配合する防腐剤としての最大配合量)もかなり低めに設定されています。例えばエタノールには配合上限はありませんが、『塩化ベンザルコニウム』は0.05%、『ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル』だと0.02%と極低濃度しか配合できません。上限濃度が低いのは、その分刺激や毒性のリスクがあるからです。ちなみに、エタノール同様に嫌われ者である防腐剤成分『メチルパラベン』の配合上限は1%。これは防腐剤の中でもっとも高い数字で、それだけ安全性が高いことを意味しています」(かずのすけさん)
https://domani.shogakukan.co.jp/159230
エタノールは蒸発しますが、ノンアルコールタイプの成分は蒸発せず肌に残ってしまいやすいようです。
また、すみしょうさんによると、ブチルカルバミンヨウ化プロピニルはヨーロッパでは「3歳未満に使わせてはいけない、といるラベルを貼る必要のある成分」とのことです。
早速、以前使っていたノンアルコール除菌シート、変更した水99.9%の手口拭きの成分表を確認しました。
ブチルカルバミンヨウ化プロピニルとベンザルコニウムクロリド、どっちも入ってるー!
上の子よ、0歳から使ってしまってごめん。
さらに、いつも使用している○ちゃん本舗の水99.9%のおしりふきもチェックしたところ、安息香酸と安息香酸Na、セチルビリジニウムクロリドという防腐剤が使用されていました。
しかしいずれの防腐剤も、手口拭きに使用されていた二種類の防腐剤より配合割合上限は大きいものでした。
また変更して様子観察中
成分を見ながら、特にブチルカルバミンヨウ化プロピニルが入っていない手口拭きをやっとのことで見つけました。
それがこちらの、ピジョンの手・くちふきとりナップです。100%食品用原料でできているらしいです。
防腐剤はパラベン類と安息香酸Naの配合上限1%のものが使用されていました。
でも、子どもの口を拭いたら「臭い」と言われ、手しか拭かせてもらえず。
最終的に、手はピジョンのこちらの手口拭き、口は清浄綿を使用することで落ち着いています。
肌荒れの今
まだ赤みはありお薬も使用していますが、以前より減ってきているような気がしています。
3年かけてできてしまったものなので、落ち着くにはまだ時間がかかると思っているので気長に頑張ります。
また、良さそうなものがありましたら是非教えてください。
まとめ
今回、子どもの原因不明の肌荒れについて考えました。
子どもへの使用が危険な成分が身近なものに潜んでいることがわかり、無知な母で子どもには申し訳なく感じますが一つ学びが深まりました。
おしりふき、手口拭きの選び方について1人でも多くのパパママに知ってもらえたら嬉しいです。
同じように、原因不明の子どもの口周りの肌荒れについて悩まされている方、どんな手口拭きが安心して使えそうなのか、検討されている方の少しでも参考になればと思います。