1歳の息子が病気で入院。
障害を負ってしまい、食べ物が飲み込めなくなり言語聴覚士(ST)さんの飲み込みのリハビリを受けています。
入院中は、自宅で使用しているののじの離乳食用のスプーンを持ち込んでリハビリを受けていました。
担当のベテランSTさんに「初めて見た!」と驚かれたこのスプーン。
1番最初の、水分を一滴飲んでみる練習用にはこのスプーンではちょっと深さがあるかなとのこと。
しかし、許容範囲内とのことでこのスプーンでもOKをもらえ、水分を飲む最初の練習からこれ一本でずっと対応してきました。
ご飯を食べる練習では問題ないスプーンとのこと
他のSTさんで「すごーい!」とも言ってくれた方もいました。
市販のスプーンで離乳食スプーンに向いていそうなスプーンがないか探しまくり、このののじのスプーンに落ち着きました。
離乳食スプーン選びに迷われている方や、我が家のように子どもが病気を負ってしまいご飯を介助で食べさせてあげないといけない方など、皆さんにおすすめですのでご紹介します。
ののじのスプーン
こちらがののじのステンレス製スプーンです。
ののじのスプーンは銀食器やステンレス加工の職人さんが集まる町、新潟県の燕市や三条市で作られています。
スタイリッシュなオシャレなデザインでグッドデザイン賞を受賞しています。
子どもの小さなお口サイズ
なんといっても薄いです!
赤ちゃん用のスプーンと言えばシリコン製やプラスチック製といった、口元が大人でも食べにくい、厚みのあるスプーンが多い印象です。
しかしこの薄さのおかげで、大人よりも非常にお口が小さい子どもはスプーンの食べ物をパクっとしやすいです。
分厚いスプーンだと、子どものお口のサイズに合っておらず子どもは食べにくく、
→親はストレスになり
→食べてもらいたくてお口に無理に入れるが
→子はますます食べない
→親はイライラののち、自己嫌悪
の負のループに陥りやすいです。
よく考えたら私たち大人も、食べる時に必要以上に大きな口を開けて食べ続けると食べにくいし、疲れてしまいますよね。
ただでさえ食べてくれない離乳食。
スプーンを変えるだけで少しでも親子の負担が減るなら、変えて試してみる価値はありかと思います。
洗いやすい
シリコンやプラスチック製のスプーンと異なり、色移りせず、買い替えの必要がなく半永久的に使えます。
またプラスチックのスプーンは、物によってはBPAという化学物質が溶け出す心配があります。
しかし、ののじのスプーンはステンレスで安全な素材で、煮沸消毒や食洗機可能でキレイに保ちやすいです。
シリコンのスプーンはふきんで拭くとホコリが付いてしまったり…。
管理しやすいのは本当に楽です。
お出かけ用も
最近、子どもが病気になってから、病院受診などでお昼を挟んでお出かけする機会が増え、もう1本おなじののじのスプーンを買い足しました。
しかし、よくよく見ると持ち運び用のケース付きのものが出ているではありませんか!
お出かけ用ならこっちにすればよかった…と思ってしまったので、今度出産予定の友達に出産のお祝いにこちらのケース付きのものを渡そうと考えています。
3つセットのののじ
実は3本セットのののじも持っています。
真ん中の先割れスプーンのようなフォークは、自分で食べる練習を始めた1歳半以降くらいから上の子に使っています。
軟飯や形のあるおかずを食べられるようになると、スプーンよりもフォークの方が使いやすいです。
こちらのフォークは少し丸まったフォルムなので、子どもの口の中に刺さりにくいです。
スプーンと同様つるっと口当たり良く作られているので、よくあるフォークより安全かと思います。
上の子には手づかみ期にこのフォークも食卓に出し、子どもに好きに使ってもらいながらご飯を食べてもらっていました。
食べにくいフォークも、動作を練習中の子どものストレスになってしまうかと思います。
食べる以前の問題のストレスはできるだけ解消してあげたかったので、ののじを使っていてよかったと思っています。
ちなみに、一番左の大きめのスプーンは結構幅広なので、3歳以降にやっと子どもの口の大きさに合い、使えるようになってきました。4歳の上の子は現在進行形で使用しています。
フォークもまだまだ現役で使っていますよ。
変にグリップもついておらずおしゃれなデザインなので、子どもっぽくなく、長く使えてコスパ良しです!
まとめ
子ども用としてご紹介しましたが、見た目もおしゃれなので大人のお食事の介助用にも向いていると思います。
また、他におすすめのスプーンやフォークがありましたらぜひ教えてください!