1歳の息子が病気で一時的に食べ物を飲み込めなくなってしまい、一時的に経鼻栄養となりました。
入院中、病院で担当の作業療法士さんが可愛くてかっしっかりと留められる固定テープを作ってくれました。
素敵なアイデアだなと思い、在宅に戻っていざ自分でも挑戦。
不器用な私でも形になったので、作り方をご紹介します。
実物
こちらが私が作った固定テープです。
かえるさんの顔です。
本人からは見えませんが、上の子の反応はとても良かったです
用意するもの
裏側に鉛筆で下書きができる、剥離紙のついているタイプの固定テープならどれでも作れると思います。
私はオオサキのクリーンテックスを使いました。
作り方
作るのは簡単です。
テープを切る
使いたい大きさにテープをカットします。
経管に一周くるっと巻きつけて貼るので、頬の面積を想像しながら大きさを決めてください。
下絵を描く
半分に折り、裏の剥離紙側にこのように下絵を描きます。
気持ち大きめに書くとハサミでカットする時に楽です。
細かく小さなデザインだと、ハサミで切ると剥離紙とテープがずれて剥がれてしまい失敗の原因となります(何度も経験済)
完成
開くとこのようにかえるさんの顔が2つ出来上がっています。
右端の猫さんのイラストにも挑戦しましたが、絵心がないのと小さく切りすぎてしまったのとであまりうまくいかず。
教えてくれた作業療法士さんは、カエル型でくまさんも作れると言っていました。
入院中は、看護師さんが左側のブーメラン型のテープを作ってくれました。
これを2.3箇所に貼り、同じくチューブにくるっと一周巻くことでしっかり固定してくれました。
このテープを使って、自宅で1人の時に胃管を挿入•固定するのは、子どもが動いてうまくいきません。
1人でテープを貼る時は、わたしはマイクロポアをベタッと貼って上から透明なフィルムを貼るだけにしました。
顔を押さえてくれる人がいる時や子どもが落ち着いている時など、余裕がある時にやりましょう。
周囲の反応
かえるさんのテープを貼っているときは、見ず知らずの方から「可愛いシールだね」と声を変えてもらえることが多かったです。
息子より、テープが可愛いと言ってもらえることの方が多かったような…。
まとめ
ネットで検索すると、描きやすい可愛い表情の動物がたくさん出てきます。
経鼻栄養をしている時しかできないことですので、楽しみながら、ぜひ挑戦してみてください。
また、他の可愛いアイデアをご存知でしたら教えてください