我が家の下の子には障害があり、一時的に経鼻栄誉となりました。
ネットで固定方法を検索しても、市販のベビーカーにつないでいる人の情報はあまりない…。
自分なりに工夫して、家にあったアイテムで経管セットを固定できたのでご紹介したいと思います!
ベビーカーでの経管方法
我が屋のベビーカー
経管栄養だったときはピジョンのビングルBB2を使用していました。
現在はBB3を使用していますが、ビングルならどのタイプでも同じように取り付けできると思います。
材料
三脚つきの自撮り棒、大きめの洗濯バサミ、すべりどめシートを使います。
自撮り棒は長めのもの、三脚つきを使用します。
洗濯バサミは物干しサイズ(大きさ15㎝程度)でピンチ力が強めのものが使いやすいです。
すべりどめシートは40㎝×30㎝ほどの大きさにカットします。
作り方
経管をつなぐ装置作りの手順です。
自撮り棒を固定するだけなのですが、少しコツがあります。
自撮り棒をベビーカーにのせる
まずは、自撮り棒だけがベビーカーにのる部分を探します。
下の写真のように日よけに三脚の足を1本通し、さらにベビーカーのハンドルにのせます。
ここで自撮り棒も伸ばしておきます。
お使いのベビーカーによって角度が違うと思いますが、自然滴下で経管を流す場合はしっかり高低差をつけてください。
自撮り棒を固定する
すべり止めシートと洗濯バサミで自撮り棒を固定します。
上の写真のピンクの丸の部分に折りたたんだすべり止めシートを巻き、その上から洗濯バサミで挟みます。
すべり止めは洗濯バサミと自撮り棒のすきまを埋め、ズレにくくするために使います。
我が家のベビーカーでは三脚部分は外れにくかったため、特に手は加えていません。差し込んでいるだけです。
先端にイルリガートルを引っかける
最後にイルリガートルを自撮り棒の先端に引っかけて完成です。
引っかけているだけなので、注入中はぶつからないよう注意しましょう。
ちなみに…家での経管方法
我が家にはカーテンレールくらいしか経管を吊るせる場所はありません。
しかし、カーテンレールでは冬場は窓辺は寒いからと主治医に言われ却下…。
壁にフックを固定する方法も、壁に穴が開くので抵抗がありました。
我が子の場合は今後経口摂取が見込める段階だったので、病院のような点滴棒を購入してもいずれ不要となる可能性が。
ですので、イルリガートル用の点滴棒をレンタルすることにしました。
病院のソーシャルワーカーさん(相談員さん)に聞いてみると福祉用具の業者さんに連絡してくれます。
まとめ
私の場合は我が子が突然経管栄養となり、複雑な思いを抱えた中で退院しました。
家では1人で看護師さんのような仕事をしなければならなくて自分にできるのかとても不安でした。
戸惑うことも多かったので、少しでも医療的ケア児を抱えるパパやママの不安や負担が解消されたらいいなと思います。
突っ張り棒も伸縮性があり使えるかもしれませんが、自撮り棒の三脚と先端の形がより外出先での経管栄養に向いているかなと思います。
また、経管栄養時は荷物が多くなりがちですが、自撮り棒と洗濯バサミとすべり止めシートだけなのでコンパクトに収まります。
ピジョンのベビーカーに限られるかもしれませんが、ご参考になりましたら幸いです。
他のアイデアもご存知でしたらぜひ教えてください!